名称:黄色4号

別名:
タートラジン

分類:
合成着色料

使用されている食品例:
キャンディ、かき氷シロップ、カズノコ、ウニ

危険度:

モンスター名:黄色4号

【詳細説明】

正式名称は食用黄色4号。染める力はあまり強くありませんが、水に良く溶けて、光や熱、酸化に強く安定しています。使用は少量でよく、食品メーカーにとって使いやすい色素のひとつです。他の合成着色料と組み合わせによってたくさんの色を作ることができます。食用色素のうち私たちが一番口にしている色素で、漬物、お菓子類、清涼飲料水など広く使用されています。

モンスター発見場所

清涼飲料水や、ゼリー、漬物、アイスクリームやお菓子、フルーツ系のシロップやカクテルなど。 キャンディやグミ、トッピングシュガーやアイシングといったデコレーション系製菓材料などにも使われています。

ハンターからの一言!

目に見えて黄色でなくとも、チョコレート色は黄色4号を50%、赤色104号と青色1号を加えれば作ることができます。華やかな和菓子や、写真映えのする色鮮やかなアイスクリームなど、実に様々な加工食品から体にとり入れている可能性が高いです。 しかし、この黄色4号を身体にとり入れることによって、ぜんそくの症状や鼻水やじんましんがでるといったことも報告されていますので、食後に違和感を感じた場合には注意が必要です。 イギリスのサウスサンプトン大学は人工食用着色料の子供の行動に及ぼしうる影響について調査し、「多動性行動がみられた」と報告。 食品基準庁が「注意欠陥・多動性障害の兆候がみられる子供はこの合成着色料を避けたほうがいい」と勧告したそうです。 EUは、「子供の活動や注意力に悪影響を及ぼす可能性が ある」という表示を付すことを要求しています。