名称:赤102号

別名:
ニューコクシン

分類:
合成着色料

使用されている食品例:
キャンディ、ジャム、ハム

危険度:

モンスター名:赤102号

【詳細説明】

正式名称は食用赤色102号。タール系の合成着色料です。水によく溶けて光や酸にも強い性質を持っています。素材本来の色と全く違う加工食品を見たことはありますか?加工食品を作る過程で加熱処理などをして変色したり色が悪くなったりすると、見た目を良くするためにこのような着色料を使用します。 この赤色102号、工業製品への着色は良くても食品への使用が禁止されている国もあります。日本では、身体にとりこまれた後ほとんど吸収されずに腸内細菌が分解して体の外へ出ていき、発がん性などの毒性も認められていないとして、使用を許可しています。

モンスター発見場所

福神漬、柴漬、ハム、ソーセージ、たらこ、明太子、清涼飲料水、ゼリー、キャンディ、ジャムなど。 様々な加工食品に使用されています。 クリスマスやお正月、バレンタインなどといったイベントの時の装飾にも使われていることが多いです。

ハンターからの一言!

ほーーーんの少しの量、食品の重さの1/10,000~1/200,000程度の使用で色がつきます。500mlの水であれば、つまようじの先ほどの量でよいそうです。(なにか怖さを感じませんか?) イギリスのサウスサンプトン大学は人工食用着色料の子供の行動に及ぼしうる影響について調査し、「多動性行動がみられた」と報告。同国の食品基準庁が「注意欠陥・多動性障害の兆候がみられる子供はこの合成着色料を避けたほうがよい」と勧告したそうです。 EUは、「子供の活動や注意力に悪影響を及ぼす可能性が ある」という表示を付すことを要求しています。