名称:ぶどう糖果糖液糖
分類:
甘味料種
使用されている食品例:
ケチャップ、みりん風調味料、めんつゆ、チョコレート
危険度:
モンスター名:シロアップ
【詳細説明】
「ぶどう糖果糖液糖」って、名前どうなってる?って思いませんか。簡単に説明すると、決められた基準内で組み合わせた液体の糖で、割合によって「果糖ぶどう糖液糖」とも呼ばれます。トウモロコシからとれるデンプンを酵素で反応させて製造されますが、添加物に指定されていないので「食品」です。固形や粉末にするのが難しいので、家庭用として見かけることはありません。低温で甘みを増し清涼感も強くなるので、冷菓や清涼飲料水、缶詰、乳製品に大量に使われています。砂糖よりも安いし、食品扱いでイメージが良いし、加工業者にとってはメリットばかりです。ざっくりと計算しても、年間一人10kg消費していますが、自覚はありますか?
モンスター発見場所

清涼飲料水、乳飲料、乳製品、パン、グミ、アイスクリーム、シャーベットなど本当に色々なところで発見できます。駄菓子のコーナーやキャラクターのチョコレートなども注意して見てみましょう。
ハンターからの一言!
「脳の栄養」「自分へのご褒美」「別腹」、甘味を口にする理由はたくさんあります。その一方で、カラダの状態が良いときには縁がない、摂りすぎない方が良い理由を知っていますか?WHO(世界保健機構)をはじめ色々な国で、甘い物質が私たちに与える様々な問題を報告しています。糖の種類にもよりますが、「肥満や糖尿病」にはじまり「老化」「肝臓や腎臓への影響」「心疾患」「がん細胞の増殖」などがあります。また、ぶどう糖果糖液糖は遺伝子組換えの技術が使われています。安全性が確認されているとはいえ、それを年間10kgも摂っていていいですか?製造業者や加工業者は、メリットしかないので大量に使い続けるでしょうけれど、私たちは選ぶことができるんです。